娘の転園を決意
もうじき3歳になる娘はモンテッソーリスクールに通っています。去年の6月から行き始めたばかりなのですが、年少さんになるタイミングで別の園に転園させる事にしました。
娘は1歳の頃は地元の保育園に通っていたので2回目の転園!環境を変えてはいけない時期に2回も!という事ですごーく悩みました。
一番の理由は、安心して預けられないという気持ち。と書くとなんかすごくマイナスなイメージに聞こえてしまいますが、ただ変なこだわり屋の私の考えと学校のほんの些細な方向性が違うだけの事です。給食とかマスクとか、そういう取るに足らない教育とは関係ない部分でちょっと違うなーと思った。
それから預けられる時間の長さが、もっと働かなければならない私には短い。
モンテッソーリ教育そのものや先生に何の不満もないというか、私は学校の授業風景を知らないのでそこは関係ないです。兄弟皆預けられている方もいますし、私が異端児なだけです。
さらに、私がやっていきたい活動が転園先の幼稚園の方が色々スムーズだという事も大きかった。
具体的になってきたら書いていきたいですが、教育と繊維を結びつける活動を少しずつ初めていきたいと考えています。
モンテッソーリを選んだわけ
私がモンテッソーリ教育を選んだのは、自分自身が学びたいという気持ちがあったからでした。
そしてなぜモンテッソーリかというと、それはこの教育方法の目的の一つが、争いのない平和な世界を作れる「新しい人間」を育てるという事だったからです。
そういう理念を掲げている教育方法は沢山あると思いますが、モンテッソーリは世界中ですでに普及しており、有名人も多い。そして分かり易さがあったからです。
スピーディに世の中に広まれば、平和な世の中も早く来ると考え自分もそれを後押しできたらと思いました。
その気持ちは今でも変わりません。お家モンテッソーリの本など沢山出ているので、娘には自分の出来る限りはやっていきたいし、そのフィードバックも発信していきたいと思っています。
ただ実際私が安心して、長い時間娘を預けて仕事にのめりこみたい!と考えるとちょっと現実は違った、という話です。
可哀そうなのは、私に振り回されている娘ですよね。。ほんとごめんよ、、、
でも喜怒哀楽の感情の起伏が大きい方が、子供の感情も深く、大きく育つという事も聞くので、あまり自分を責めず、小さい娘に訪れる出会いと別れの心の揺れを傍で見守っていきたいと思います。
元夫のスピーチ
さて、この卒業式の一部で娘の修了式的な事もするので、ご両親それぞれ短いスピーチもお願いしますと言われた。元夫にそれを伝えると、人前で話すなんて人類で最も苦手な部類に入る人なので「式に出たいけどスピーチしたくない」と相当頭を抱えていた。
数日前に釣りから帰ってくるとムッツリした顔で紙切れを渡してきた。スピーチの下書きが書いてあった。この人がこんな文章を書けるなんて!書くなんて!ともう私は驚愕した。すごく短い文章だが汚い字で何度も推敲されていた。元夫が「これでいいかな、、」とボソボソ聞いてきたが私はその手紙にあまりにも感動して号泣してしまった。元夫は私の泣きっぷりに驚愕し、逃げていった。だって、これめっちゃ泣ける~!
どんなに嫌か分かっているだけに、それでも娘の卒園式を見たいという気持ちがすごく嬉しいしありがたかった。(そもそもなんで離婚してんねん!という突っ込みはおいといて、、またパートナーシップに関する記事は近々書く予定)
下書き見るだけで泣けるので文章の良しあしについてはもう放置しといた事もあり、当日は自分より元夫のスピーチにハラハラしたが、きちんと皆に伝わる声で話が出来ていて安心した。ものすごい素朴だが、私はとてもいいスピーチだと思うのでここにメモで残しておこう。
娘が産まれたばかりの頃は、早く歩いてくれたらなと思っていました。娘が一歳になって歩き始めると、次は早くしゃべらないかなぁと思っていました。でも、あっという間に話が出来るようになりました。今はもう、娘にこうなって欲しいと思わなくなりました。自分も娘に少しだけ成長させてもらったかなと思っています。ありがとう娘。
元夫の卒園式のスピーチより
1年間もない短い間だったけど、頑張って通ってくれてありがとう。
そして離ればなれになる子供たち、皆が本当に可愛かった!娘を可愛がってくれてありがとう、幸せに育って欲しい。