自然菜園日誌 タヌキとの闘い

梅雨が明けて夏真っ盛り。雑草との闘いがやっと一段落してきた頃、新たな敵がやってきた。

防獣ネットを張り遅れると・・

食べられた一部。回収し、残った粒は鶏にあげた。

あっっっっ!!!娘の大好きなトウモロコシがやられているではないか!!!!

証拠はないが、 この辺はでっかいタヌキがいるのでアイツラらに違いない。

発見したのは昼前、夕方は時間がないから一番気温の高い時間帯にやるしかない。
明日まで先延ばしにしたら全滅させられる!

えいっえいっ!こーしてくれるわ!

暑くて動きが遅くめっちゃ時間かかった

フフフ、、どや!これが人間様の実力や!これ以上はやらん!

その後軽い熱中症になる。

数日後、

!!!!!!!全滅、、

元夫「これ、普通に下からくぐれるやん」

あれ?

一度エサにありついたところは執着するから余計しっかりやらなきゃいけないらしい。
そもそもネット張るのが遅い!と。(元夫にもそろそろ何かに食べられるよとはアドバイスいただいていたが放置してた)

しかし、ヤツらは綺麗にトウモロコシを食べる。正座してエプロンつけていっただっきまーす!もしてんじゃないかと思うくらい上品な食べっぷり。

いや、来年は負けんよ!

そういうわけで、私の夏、終わる。やる気スイッチは完全にオフとなった。

青枯れ、水切れ、日焼け?問題だらけ

死んだ目で畑を見渡してみよう・・・。

綿は順調。ゆっくり花が咲いてきた。ふむふむ、いーじゃん。

ちょっと前に作ったブラックベリーのフェンス。棒のカットと穴あけはやってもらったが施工?は自分で頑張った!これもたまに食べられてる。

コンパニオンプランツのバジルは元気。バジル畑にしかもう見えない。

種から育てたトマトは青枯れ病で全滅!元夫が買った接ぎ木の苗は元気・・これが現実。

ブルーベリーが一本枯れてきた。6本あって、1本しか食べれる実がつかない。。。

月桂樹、逝く。乾燥ですかね・・・乾燥気味の方がいいって書いてあったのにな涙

デラウェアも一部枯れてきた、なぜそこだけ?暑い?

堆肥置き場から出てきたカボチャ。やたら葉っぱがでかく元気だが、実をつけない。。どうしよう・・

虫の痕跡はあるが、中に入ってたりはしなかった。オイシイ!

枝豆、インゲンは順調。今年は自然菜園で有名なトウモロコシとインゲン、スイカ(ほんとはカボチャ)のセットをやってみた。

トウモロコシの実がまだ小さいうちにインゲンがギュウギュウに絡みついてもはや倒される勢い

が、こうなった場合は、、?どっちをどうしたらいいんだー??!と思っていたが、タヌキに倒された。

そして私はずっとスイカが地を這うのを待っていた。

クラツキしておいた畑に苗を移植し、苗が小さい頃にはウリバエ除けに行灯もして、ツルが伸びて、頑張れ頑張れ、、、あれ?トウモロコシにツルがまわっていってる。地這いじゃないの??あ、花が咲いた、小さいな、、ん?なんかこの葉っぱ見た事あるな。

そして実が大きくなって気がついた。

これ、スイカじゃなくてインゲンやん!

スイカスイカと思って大事に育てていたつもりが、間違えてインゲンを育てておりました。

自分に対して、もうこいつコメントの仕様もない、と初めて思いました。

いやはや、、スイカの種、、どこに行ったんだろう??

そしてやる気スイッチが次入るのはいつになるだろうか。。

川口由一さんの自然農を学ぶ

娘の幼稚園で、川口由一さんの元で自然農を学ばれた女性による自然農の講座があり参加してきました。

今まで1冊の自然菜園の本だけを頼りにやってきたので疑問質問が沢山ありました。

結果その疑問以上に大きくて深〜いものをもらって帰ってきました、まだまだ噛み砕けずここに私がサラりと書けるような代物じゃなかったです。

とにかく少し自然農の入口が見えました。

ただ、1つだけ最近の一番の疑問に対する答えだけ書いておきます。

それは草マルチをしている畝に、コンポストで出来た堆肥をどうやって有効利用していけはいいのかという疑問です。

菌ちゃん農法がすごく活発になってきて私も少し勉強しましたが、それにより私の頭の中で余計混乱していました。

ですが先生は、

「難しいことせずに、生ゴミはそのまま畑に帰します」

とのことだった。

①野菜くず
②魚の骨・卵など動物性のもの
③鶏ふん・人糞など糞尿類

この順番で畑へのインパクトが強くなる。
①・②は直接畑にまく。
①は繊維質が多いので腐りにくい。
②は①よりインパクトが強い、使ってない畝がある時などはそちらにまく。
③はきちんと発酵分解させてから畑に持ち込む。

ということです。腐ったり動物来たりしそうだが、夏なんかはすぐにカラカラになって土に戻っていくので畑の様子を見ながら上手にやれば大丈夫とのこと。

籾殻の上にした鶏糞をそのまま肥料としてあげる・・は良くない!やっちまったー

コンポストより全然楽だ!と思い、せっせと今畑に生ごみを蒔いています。
また経過観察書いていこうと思います。

ちなみに牛糞などの有機の肥料でも持ち込まないのが基本、とのこと。
「持ち出さず・持ち込まず、の基本をきちんと守って畑に返してあげていれば、もう充分野菜は育ちます」との事だった。

先生の話を聞いていると、良かれと思って色々手をくわえていたことが、余計な事ばかりだったと気づかされる。

「自ずから然らしめる農」を毎日頭のなかで反芻している。

↑の本は色々紹介してくれた中で私が買いたいなと思った実用的な一冊。


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