先日、娘が通っていたモンテッソーリスクールの保護者の集まりに図々しく参加させてもらった。保護者の中に医師のお母さんがいて、その方が子供の性教育を普及させる活動をされているので、スクールの保護者にも勉強会を開催してくれたのだ。
性教育と聞いて、私はまだ娘には早いと思った。でも、いずれしなければいけないし、自分が子供に携わる仕事をしていきたいと思っているので、守備範囲を広げるくらいのつもりで聞きに行った。
ところがどっこい!性教育は3歳から!というではありませんか!娘ドンズバの適期ですよ。
それはそれはいろんなショックを受けて帰って来ることになったお話。
なぜ性教育が大事なの?
性教育と聞くと、「SEX」「生理」「性被害から守る」くらいのイメージしか私にはなかったが皆さんはどうですか?
先生によると、性教育には大きく分けるには3つの役割があるそうです。
- 自分の事が好きになる教育
- 命の教育
- 身を守る為、防犯の為の性教育
これが大きな役割。意外なワードが出てきて驚きません?自分の事が好きになる?どゆこと?
自分の事が好きになる教育
全く何も知らない状態で放っておかれると、どうやって命が出来るのか、自分はどうしてこの世のいるのか?がまず分からない。病院からもらってきたの?大きなトリが運んできたの?
体の変化の仕方が分からない。例えば、男性は初めての射精、女性は初めての生理。
パンツをあけたら、なんじゃこりゃーーっ!得体の知れないもんがついてるわけですよ、ドン引きというか恐ろしくなりますよね。もちろんある程度知識は友達同士の間でついてる子もいると思いますが、それって正しい知識でしょうか?特に男性は、自分の体から出てくる行為は気持ち悪いけど、気持ちいいからまたやりたい。という気持ちの分断が生じて、それが”やってはいけないことをしている自分”につながっていってしまい、自己否定やネガティブな方に気持ちが言ってしまいます。
自分できちんと処理するという事は、自分を守る、大切な人や命を守るうえで大事である、していいんだ!という事をきちんと大人がハッキリ示してあげないといけないのです。
本の紹介
さて、まだ全くの途中なんですが、この記事はとても大事な事だと思うので何回かに分けてしっかり書いていこうと思っています。ですが、すぐにでも広めた方がいいと思うので先に読んで欲しい本を載せておこうと思います。
子供の本棚に入れておく本
頭で話ましたが、無知な私は性教育の開始年齢はだいたい小学校低学年くらいかなぁと思っていました。
しかし3~5歳までに80%の子供が「赤ちゃんてどこからくるの?」という類の質問を親や先生にしているという事が分かっています。
この最初の質問にしっかり答える!これが大事です。
しっかり答えるというのは、嘘をつかないという事です。なぜかというと、まずは正しい知識を伝える事が大事ということ。そして親が隠そうとしたり、それがタブーみたいな雰囲気を醸し出すと、子供は親にそういう事を聞いてこなくなります。そうするとコミュニケーションがとりづらくなり、正しい知識を伝えられなくなります。学校では性教育は教えてくれません!正しい時期に一番身近な家庭でしていくのがスムーズだそうです。
でもそんな小さい子に教えて悪影響では?とかどうやって教えていいか分からないと思う事があると思います。そう、だって親が性教育を受けていませんもんね。
そういう時に役に立つのが本です。沢山紹介していきたいのですが、まずは3歳くらいの幼児期に役に立つ本。
だいじだいじどーこだ
なんでもそうですが、子供が興味を持っている時に教えるのが大事です。本を買ったから、読め!読め!ではなく、子供がこれ読みたーい!と持ってきたらじゃあ一緒に読みましょう。でいいそうです。興味のない時に知識を与えても全く入っていきません。
大人が勉強する為の本
そして、まずは親の私たちも勉強が必要です。
保護者の方に読んでいただきたい最初の本はこちら
お母さん! 学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!
この本は私が受けた勉強会の内容をほとんど網羅しているらしいです。
私もまずはこの本を読んで、勉強しながら続きを書いていきたいと思います。
性教育は3歳から!
とりあえず、もう一回言いますよ~
性教育は3歳から!です。
7歳からは無関心期に入っていき、親が性教育を始めようとしても、そちらに興味がむかなくなります。そうしているうちに男性は初めての射精、女性は初潮を迎えていきます。
その前に親の携帯でSEXのシーンなんかを目にしてしまい、トラウマになってしまう子もでてきます。
小さい時期から性教育をオープンに明るくしていき、何でも聞いていーよ!という親子の関係性を作っていきたいものです。全部は書けないですが、それ以外にもこの時期から始める大事な理由がまだあります。
それも含めてどんどん追記か新しい記事を書いていきますが、是非ご自身でも積極的に情報を収集していってもらえたらと思います。
また、周りのママ友とも積極的に話していいんじゃないかと思います。多くの保護者の方が参加し、本当に多くの疑問を抱えていたんだなという事が分かりました。
特に印象的だったのが、異性の子供の性器の洗い方が分からない、という事でした。それもとっても分かり易く教えてもらいましたよ。親同士、もっとオープンでいいんじゃないでしょうか?