NHKラジオの金曜パーソナリティーで脳科学者の黒川伊保子さんが出ている番組が好きでよく聞いている。
子育ての話も面白い。
以前、伊保子さんが「息子が中高生になって、母親に向かって”うるせーババアッ!”と言ったら、それは子育てに失敗してるんじゃない、順調に成長している証拠。怒るんじゃなくて、”あんた立派に育ったねぇ…”と喜ぶところですよ~」というような話をしていた。
同世代の友達はそういう年ごろの子供を育てているので、「脳科学者がそう言っとたよ~、〇〇君もそんな年頃やねぇ~、大変やねぇ~」と、他人には偉そうにアドバイスしていた。
が!
昨日先に夕ご飯を食べ終わった私が少し仕事がてらノートに書き書きしていると、自分のご飯そっちのけで娘がちょっかいだしてくる。
「先にご飯たべてから!」と仕事を邪魔されて不機嫌な私に娘が、
「おこるな、バーバーア!」
「!!!!!ン?!」
「おこるなよババアッ!」
一回目のババアは上手く言えなかったのに、二回目のババアは完璧な発音だった!
突然の反抗期?急成長???
まだ自分には先だと思っていたこのワードが3歳の口から出てくるとは!
友達に余裕な態度をとっていた自分を思い返し、思わず大笑いしてしまった。
あー可笑しい。
そんな言葉が出るのは、寂しかった証拠だろうなー、イラついて悪かったなー、と思いつつもう一回聞きたくもある。