ガーター器でガーター編み
前回の記事「ガーター編みは機械と手編みどっちが早いか??」でも書いた様に編み機でガーター編みをするのは大変。
そこで登場するのが「ガーター器」
ガーター編みを比較的簡単に編む為の道具だ。
ガーター器と言えば「鈴木式ガーター器」が有名。
いっぺん使ってみたくてメルカリで中古の安いやつを買ってやってみました。
早速使ってみたのでまずは上の動画を見て下さい!
ガーター器は早い

上の動画は私がガーター器を買って初めて数段編んでみた時の動画です。
下に少しガーター編みの編み地がくっついていましたが、それだけ編んだだけで動画を撮りました。
つまりど素人状態で60目をひっくり返して1段編むのに1分かかっていないので、やっぱり専用の道具を使うと早い!と思いました。
特に目数が多い時はガーター器を使うのがいいなと思います。
難易度は思ったほど高くはなかったですが、ミスすると大変ではあります。
あと、全幅に近い幅を編む時は重くてなかなか大変でした。
ガーター器で模様編み!?

と、ここで終わりではなくて。まだ続きがあります。
私がガーター器でワーワー言っていたら、生徒さんでガーター器と説明書を持っていた方がいて、ご親切に写真を送ってくれました。
そして「後半にガーター器使って模様編む方法書いてあります」と。
あれ?!ガーター器ってガーター編むためだけのものじゃないの?

ガーター器でガーター編みながら、増し目減らし目引き返しして、作品作ることを想像するだけでヒー!と思いますが、なんと更に模様編み!?
要するに多分、長いウツシとして使えば、模様編みするもの楽だよ!と言いたいんだと思う。
しかし・・・今は編み機の機能が充実していてわざわざガーター器で編む人はいないのではないかとも思う。
(ガーター器で模様編みはしていないので予想して書いているだけです)

でも確かにここに書いてあるとおりVネックの減目みたいに一気に目を寄せるとかにはすごく使えそう。
だが失敗したらこれまた地獄。。
いつも地獄と隣り合わせなドキドキハラハラガーター器!
使うかどうかはアナタ次第!ってとこですよね〜
う〜ん私は使っていくのだろうか、、でももう少し慣れるまでガーター器は使って研究してみたいと思います!
編み機はガーター編みから始まった
ここでもう一つガーター器から深掘りできたことがあって、
前述の生徒さんが「編み機はメリヤスを編むんじゃなくて、ガーターを編むガーター器が先にできた」とついでに教えてくれました。
編み機は日本人女性の萩原マサさんという方が大正時代に開発した道具です。
その一番最初の編み機は今の様にジャージャーメリヤスを編む様なものではなく、ガーター器の様に2枚の針がついている板を使って、板から板へ目を移しながら編む道具だったそうです。
だからガーター編みになるんですね!
私はそれを持っていないので簡単なスケッチになりますが

↑こんな感じです。
どうやって編むんじゃい!と思うかもしれませんが、原理はガーター器と同じです。
気になる方は検索して調べてみて下さいね!
これを聞いてなるほどー!ガーターが先なんだー!!と感動しました。
全然違って逆に新鮮で面白いですよね〜。
是非一度これで編んでみたいなと思いました。
ここがスタートで、編み機はすごい進化をとげて電子編み機まで出ちゃって、現代を生きる私まで有り難く使わせてもらっていると思うとしみじみとありがたいです。
というガーター器からロマンを感じたお話しでした!
道具って素晴らし〜い!
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そもそもガーター器を買ったのも、また別の生徒さんがガーター器を持っていたのを見せてくれて「私もやってみたい!」とリアルに思えたからです。
私の教室の生徒さんはこうやってそれぞれ自分の好きな事を突き詰めて、みんなに共有してくれます。私の手の届かないところをフォローしてくださってもいて、とっても有難いし、何より個性爆発で楽しいし、面白いです!
編み機の使い方だけを学ぶだけではなく、仲間と楽しく情報共有しながら編み機を学んでいく事が出来る様に、私も日々努めております。
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