私だけの仕事を発掘したい
ずっと自分の手でお金を稼げるようになりたいと思っていたけど、動けずにいたし、何を作っていいか分からずにいた。小物や服を作って売るって、時間ばっかりとられて薄利だしなぁとか、対価の事が頭から離れない。
でも何か自給自足的な方向に向かいたくてパーマカルチャーを検索していたら、検索上位に出てきたパーマカルチャー研究所のブログ。そこで代表者の「遊暮働学(ゆうぼどうがく)」という哲学を知る。すごーく簡単に説明すると「みんなが好きな事して暮らしていれば、世の中まわる」という理論。
これにハートを射抜かれた私は仕事を探し始めた、と言ってもハローワークに通っているわけではない。私が本当に好きな事で喜ばれる、私にしか出来ない仕事を、情報発信や手当り次第動く事で、その唯一の仕事を発掘しようとしているのだ。
どうしてやってるの?
私の中で大きい存在なのでしっかり文章を書きたかったけど、たまたま先日図書館で偶然こんな絵本を見つけたのでこの記事を書いてみたくなった。
子供が大人に聞いている。
「なにしてるの?」
「パンを焼いているんだよ」
「なんで?」
「パンを焼くのが好きだからだよ」
「なんで?」
「パンをひとつ食べてごらん」
「おいしい!」
「パンを食べておいしいっていってくれると嬉しいから、パンを焼くんだよ。君も好きな事をしてごらん」
ちょっと内容は変えて書いてるけど、色々な大人に、何をしてるの?〇〇するのが好きだからだよ、だって〇〇が喜ぶから自分も嬉しいんだ。というやりとりが書いてある。
私だったら、そして多くの大人たちはなんて答えるだろう?
「なんでパンを焼いているの?」
「仕事だからだよ」
「どうして仕事をするの?」
「仕事をしないとご飯が食べれないからだよ」
という切ない回答になりそうだ。。。
疲れた大人の姿を見ていたら、子供も大人になりたくないし、将来が不安になるだろうな。
娘はこの本を楽しそうに聞いていた、こういう未来が待っているよと娘に示したい。
最近人は、つまるところ人に喜ばれる為に生きているんじゃないかってよく思う。
蛇足だが、ふと思うけど世の中からお金が消える実行ボタンがあったら押してみたい。
どうなるんだろう?ぐちゃぐちゃになるかな?でも意外にそれでまわるんじゃないかって妄想したりもする。だって、もうこれじゃ無理、この生活じゃ続かないっていう人も沢山いるじゃないか!