3回目のひな祭り
お雛様を出してから、もう当日を迎えた。お雛様を出した時はしげしげと眺めていたが、景色の一部と化してしまいあまり気にしてなかった。
3回目ともなるとルーティンになり当日といっても何をするでもない、んーとりあえずちらし寿司でも作っとくか!
と思ったが、具になりそうなものがほとんどない、まあいいや寿司飯と適当な具材を、、とテーブルにどんどんと置いておいたら、お絵描きをしていた娘がいつの間にかお皿を出してきて盛り付けを始めた。
お家でやるモンテッソーリのワークで、
ご飯のお櫃(ボールでもいい)、子供用のしゃもじ、茶碗をテーブルに置いて、盛り付けをさせる。
というのがあるが、お櫃がないのでご飯をわざわざ別の器に移すのが面倒くさく、これをさせてなかった。
でもこの姿を見て反省。ものすごく、もくもくと、懸命にやる姿をみて、子供が大人になるために必要な動作を早く獲得したい、という生命力のようなものを見た気がした。
何も言ってないのに綺麗に美しくのせようとしている姿にも人間の神秘のようなものを見て感動した。こんな姿を3回目のひな祭りに見せてくれてありがとう。
娘の前でビールを飲みながら仕事をしていた元夫も感心したのか、珍しくしきりに写真を撮っていた。
先日、朝スクールの準備をしていると娘に「ランチケースとお茶入れた?」と聞かれた。前に私が入れ忘れたものだ。「入れた!」「じゃータオルは?」「入れた!」と、私が持ち物確認されてしまった。
背も伸びてジュニアシートになり、助手席に乗って隣でお話ししながら車に乗るようにもなった。バタバタしている間に、娘はどんどん成長しているんだなとしみじみしてしまうのである。
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