2023東京スピニングパーティー、糸紡ぎの祭典に行ってきました

入場チケット1800円だメ~

9/30に東京スピニングパーティーに、Iちゃんと行ってきました!

横浜で開催される糸紡ぎをする人の為の、年に一度の物販や、情報収集の場です。

羊の毛刈りショーは中止になってしまったものの、沢山の方が紡ぎや織りの実演をされていました。

遠慮がちにしか写真は撮れず、、楽しい雰囲気伝わりにくいかな

羊の原毛はもちろん、綿や蚕、苧麻やらスギやらなんやらかんやら色んな繊維があっちにもこっちにも。

ワタのもの、糸のもの、染めてあるもの、製品になったもの。

道具も、見たことないものいっぱいありました!

それ持って、電車乗れる?!っていうくらいデカいスピンドル。もはや凶器?(買いたかった〜)

京都手織り研究所のフラミンゴ。ストール織るならこれで充分〜

整形も要らない、綜絖通しもワンタッチで出来るくるくる回る織機。

リカちゃん人形用の?超ミニサイズな糸車。

もちろん一般的な道具屋さんも有名所が揃っています。

私はこれという目的はなく、とにかく行って見なきゃ!という気持ちに駆られていきました。

どんな雰囲気なのか、どんな人たちがいるのか、どんな値段なのか、その場でしか味わえないものに触れたい気持ち。

あと、沢山のお話しも無料で聞けます。

江戸川こどもおんぶずさんで話を聞いて子供が使うスピンドルももらった。

私は、子供と糸紡ぎをしている方のお話しが聞きたくてそれに時間を合わせて行きました。

「羊の本」の本出ますみさんのお話しも聞けました。

ちょうど私が働いていた尾州産地との協力で出来た国産ウールのお話も聞けました。

本出さん自身の声、話し口調などがとても印象に残りました、かっこいいな〜!

ワークショップで紡いだ糸と原綿

それからそれから、綿のスピンドルでの糸紡ぎワークショップにも参加してきました。

綿の紡ぎは習った事がなかったけど、やっぱり羊とはちょっと教え方が違う〜。

両方とも初心者なのに、両方やり出したら手が混乱するかな?

そんな新たな疑問が湧きました。

本物の綿繰り機も試しにやらせてもらえた

あと常々思っていた疑問を何軒か綿の業者に聞きました。

大量の綿は手動の綿繰機で種出ししてるのか?カーディングはドラムカーダーなどを使っているのか?という事を聞きたかったのです。

ある所は、綿繰りを自分たちでやると商品値段が上がりすぎるので、綿繰りした原綿を買って、ふとん屋さんで綿うちしてもらっている。

もう少し小規模な所は、工場で綿繰りしてもらうにも、ある程度のキロ数がいるので何年かかけてためてから工場に出している。綿打ちもふとん屋さんでやってもらっている。

とのこと。そっかーーーやっぱり綿繰りは大変な仕事なんだな、、と痛感しました。

これは私が学生時代に作った原始機やカード織りの作品

ネットの前情報で見たいと思ったミニキリムのkoyunさんのお店にもお邪魔しました。

私はキリムやギャッベなど遊牧民や民族衣装系の織物が大好きで、木枠織、原始機など簡易的な道具も愛してやまないたちです。

koyunさんは今回初めて知りネットにも沢山情報がある方です。

でもやっぱり本物を見て、触らせてもらって良かった!本物とネットで見るディテールは全然違った。

そしてkoyunさんは私を隣に座らせてくれて、原始機トークを蛍の光が流れるまでしました。

koyunさんも子供に教えていきたいとおっしゃっていて、そこも共通点!?と話しを聞いていたら、さらに私が学生時代に習っていた先生にkoyunさんも今習っていると聞いて、おったまげてたとこに、その先生が登場。ななんと!!!

星野先生〜13年ぶりです!お久しぶりです!とシャキっとなりました。あーびっくりした。

それから買ったもの、というか買い損ねたもの。

自動ドラムカーダーの新古品が格安で売ってました。

私は相場も知らなかったけど、Iちゃんが、安い!とぶったまげていたので、即決しようと思ったら、目の前で買われてしまいました~残念すぎる!!!

でもそれ以外にもたくさん収穫はありました。

amh さんという いろんな織や編みの道具を作られている作家さんと出会いました。

私の大好きなテイストの小物だらけ色々買い漁りました。

店主の女性の方が一人で作っているそうです。

それから 羊のペンダントを作るワークショップ用の小物も見つけました。

これが一番気に入り、50個買って帰りました。

amhさんのものや このペンダントも いずれ自分で作れるようになりたいと思います。

とにかく面白いものや人がたくさんいてとてもいい刺激を受けました。

最初は遠いし娘を連れて楽しめる様な場所でもないし、行くのを悩んでいました。Iちゃんももうお腹が大きく心配なので二人ともウ~ン、、どうする??という感じでしたが二人とも今年行っておきたい!という気持ちが勝ちました。

でも行って良かった!(娘は元夫と留守番。産まれて初めて私と一晩離れて寝ることになり、それも結果的に良かった)

やっぱり自分と似た人、自分に教えてくれる人の近くに行って学ぶということがこんなに楽しいものかと実感しました。

いつもIちゃんと二人、ホコリまみれの小さな部屋で繊維について熱く語っていましたが、仲間がこんなにもいるんだ!こんな人たちなんだ!と目で見て感じて帰ってこれて本当にいい旅でした。

東京スピニングパーティー!?と聞いて気になった方はきっと繊維に興味があるはず!メルマガでも熱いトークをしていますので、そちらも是非登録して覗いて見てくださいね!


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