先日羊の毛刈りに行った牧場でニワトリを沢山飼っていた。
ボリスブラウン(だと思う)、烏骨鶏、名古屋コーチンなど様々な種類の鶏がゲージにいた。
有精卵をもらう
私たちが羊と格闘している間、おばちゃんに連れられて娘がニワトリの卵を採りに行った。
様々な種類の卵があり、おばちゃんは私たちに採った卵を全部ただでくれた。そして、
「絶対に冷蔵庫に入れとかなあかんよ。有精卵だでね、ひよこになっちゃうから」
羊に夢中で卵どころじゃなかったのだが、家に帰ると孵化させたい気持ちがムクムク。
なぜなら、おばちゃんから色々話を聞いて、余計市販の卵を買いたくなくなったし、チャボの卵は小さい。それに鶏小屋にまだスペースもある。しかも烏骨鶏とかが産まれたらなお嬉しい。
ということで、元夫の了解も得ず勝手に温め始めた。
孵化のやり方
- 温度は37.5℃を保つ
- 湿度は40%以上。孵化前は60℃以上。
- 少なくとも6時間に一回は転卵。1時間に1回転卵が望ましい。
- 転卵の角度は90°
- ニワトリの卵は21日後に孵化
孵化機なしでやってみる
ふむふむ。難しい!転卵も大変だけど温度湿度管理が一番難しそう?
孵化機を買おうか悩んだが、とりあえず発泡スチロールとアンカを使って温め始めるとなんとちょうど37.5をキープ。中に湿らせた布を入れておいたら湿度も40%越えてる。いいじゃん!
あとは転卵。家で仕事してるから日中はいいが、夜間一回起きないといけない。
おばちゃんは孵化機を使って孵化させていたが、周りに死んだヒヨコもいっぱいいて(!)失敗も多々あると話していたらしい。
今日で2日目。夜がしんどいのに、この卵がすでに死んでいたり、孵化する可能性自体低いから、モチベーションがもつかどうかだけ。
でも完全熟睡タイプの私がきちんとアラームで起きて転卵しにいく。今起きないと生まれたひよこに障害が残るかも!という強迫観念とかわいいひよこ見たさ、娘にも産まれる瞬間を見せてあげたいという気持ちなどが、私を立ち上がらせる。
もしも、もしも21日後に生まれたらどうしよう!娘そっちのけで、ひよこを可愛がってしまいそう。お腹には入ってないけどすでに我が子になってきた。どどどどうしよう。ずっと襟巻の中とかに入れてひよこ温めてそう、ヒヨコババアになりそう。
このブログを書いた翌日、卵がすごく熱くなっていたので、染色用の温度計で卵を置いてある接地面の温度を計ったら45℃もありました。何時間前からこの状態だったかは分からないけれど、こんな高温では生きている可能性が低いと思い中断しました。
きちんと孵化箱を作ってやらなければいけませんでした。。よく考えたら、分かる事だったのに、ごめんね卵さん。
中を割ってみたらほぼ卵のままでした。家のチャボが抱卵できるようになるまで待つことにします。