草木染めの色見本

全部自分たちで染めた色

昔、京都の川島テキスタイルスクールに通っていた頃に初めて染色を習った。

草木染めだけではなく、化学染料を使った染も習った。

クラス全員で手分けして色んな色を染めまくり、1年かけてそれぞれの染料で色見本帳を全員分作るという授業だった。

だけど、染めた後に見本帳にするのは個人の宿題で、草木染めなんてやらないわと思っていたのか、それだけまだ未完成だった。

少しずつ束にして、データの横に染めた糸を貼ります

結局、15年たち草木染めの方に戻ってきた!

15年ぶりに宿題の続きをして、色も追加した。こんな日が来るとは、、!

草木染めで出る色は一期一会かもしれないが、見本帳があるとだいたいの色が予測できる。本やネットでももちろん分かるがやっぱりリアルにかなうものなし!

「中途半端なデータならない方がマシ!」という当時の染色の先生の格言をいつも思いだしながら自分なりにきちんとデータをとっていこうと思います。

右端に最近の染めた物を追加して完成!

15年たって有り難みが身にしみる〜。

という事で、染めっぱなしにはせずこんな風に染色のデータをとっておくと役に立つ日がくるかもしれません。

  • 染めた日付
  • 染料の名前
  • 採取日、採取した時の植物の状態(花後とか実がついてる時とか)
  • 採取地
  • 植物のどの部分か(葉・茎・花など)
  • 生か乾燥か
  • 糸の種類(下処理してあるかどうかも)
  • 糸と染料の比率
  • 媒染の種類
  • 媒染の割合
  • 浴比

これくらいのデータを書いてその横に糸見本を貼っておくといいのではないかと思います。

何十年後に見ても理解出来る書き方がいいと思います。

そして、見た目的にも可愛い!けど飾ったりせず陽の光が当たらないように保管せねばならない。。

ちなみに糸を台紙に張る時はセロハンテープは劣化するから使わない方がいいですよ!

糸やボンドで止めておくとキレイ

あ、裏はテープ使ってた。やっぱりすごい変色してますね。

見本糸をまとめた糸を裏側でテープで止めている

これからも染めたデータはためずにきちんとその都度貼っていこう!というのが目標です。また15年後にならないように・・・


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