目標の達成方法

昔所属していた山岳会の忘年会で、その年に設定した目標に対する成果を皆の前で発表するという恒例行事があった。そこで、会長が極めて真面目に冷静に結果を分析をし、今年の君は82点だ!と判定してくれるのだ。全員の点数は会報にも掲載され、ヒマラヤを登った様な大先輩方にも送られる。

私はこの目標設定方法がとても気に入っている。一年をすごく有効に使える感じがするし、なにより達成感がある。来年はもっといい点が取れるように、いい年にできるようにと前向きに年を迎えれるようになった。
点数が高く取れた年は自分を大いに褒めれるので、満足度も高く幸せに年を越せる。

だから山岳会を辞めてからも、毎年必ず元旦に目標を作る。そして翌年の年賀状で山岳会の会長に結果を報告している。

そろそろ一年の1/3が過ぎようとしているので見返すタイミングがきた。ついでにこのおすすめの目標設定方法のやりかたも書いておこうと思う。

目標の設定方法

目標は多くても少なくてもいい。

とにかく大事なのは、

”自分が心からやりたいと思うこと”で、達成するのが簡単すぎてもいけなくて、逆に難しすぎてもいけない。あくまで頑張れば手の届く範囲にする。

そして、

必ず元旦に目標を設定する

というのも重要なポイント。1年の最初からきちんとスタートを切りたいし、そうしないと達成までに使える時間が減る。

達成のコツ

一番のコツは、

時々見返す所にメモすること!

元旦と年末だけしか見ないと、意識しなくなる。

最低でも月一は見返す!

あと、なるべく細かく数値化し、数字で見える化しておく。という事も大事。

例えば、

「トレランの大会で優勝する!」

という目標を立てたとする。すると練習をしなくてはいけない。
どれくらい走れば優勝できるくらいになるか、今の自分の生活スタイルで可能なのはどれくらいの練習量なのか。そのせめぎ合いを真剣に考えて道のりを数字で出す。

月間300km走る、と設定する。

毎日10km
一週間で70km、走る計算になる。

これなら、どれくらい今週は達成できたか、すごく分かり易い。

でも途中で、「今週は全然走れなかった、もう駄目だ、優勝なんてできない。」となる時がだいたい来る。

その時は走れなくていい。ただ、気分が持ち直して走れるようになったらまた再開する。

それを繰り返す。途中で挫折するのを見越して、逆にどれくらい休んだら戻れたか、再開するまでの早さを意識していく。

こうすると、1年間目標を忘れることなく意識しながら過ごす事ができる。これがとても大事。

そうして日々積み重ねていくと、最終的には年間で何キロ走ったか数字がでる。

大会で優勝できなかったとする。

でも1年で、自分はこれだけ走れた。という数字は成果として残る。

この数字が喜びに変わり、来年への目標にもつながる。現実的な数字が出ているので、じゃあ来年は、走る量を増やすのか、内容を変えるのかという練習方法のブラッシュアップにもつながる。

数字に変えられない目標だとしても、いついつまでにこれやる、とか目標達成までの工程を分け、期限を決めたりするのもいい。

この時は女子3位だった。どれくらい毎月走ってたのか記憶にないけど、とにかくよく頑張ってたと今では思う。

この月間300km走るというのは実際社会人の時に私が立てていた目標だ。毎年そんなに走れず成果は低かったが、この目標があるおかげで10年近く体力づくりを細く長く続けて来れたのだと思う。

その貯金した体力もそろそろ底をつき、最近筋肉が落ちて痩せてきたが、、娘の自転車送迎もなくなったし、新しい目標を追加しないといけないけど、他の目標達成でアップアップしている。こういう場合はどーしよー?


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